教材名
対象 |
空間の認知がある程度できる児童生徒 点字を読むことができる児童生徒 |
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障害種別 | 視覚障害教育 盲ろう教育 |
単元・活用場面 | 体育,保健体育 自立活動 生活単元学習 |
ねらい |
・自分の走るマラソンはコースを確認し、見通しを持つ。 ・マラソンの後、走ったコースを確認する。 ・空間概念の形成を図る。 |
障害特性に対する配慮点 | 視覚に障害がある場合、走っていても視覚で現在地と風景等を確認することが難しいが、音声で状況を伝えながら走ることが可能である。しかしながら、視覚と聴覚の活用が難しい盲ろう児童生徒の場合は、走りながらどこを走っているのかを知ることが困難であるため、事前事後にコースを確認することができる説明図が有効である。 |
期待される効果及び成果 | マラソン前にコースを確認することで、見通しを持って走ることができ、マラソン後には、走ったコースを振り返ることができる。また、マラソンコースの周辺、建造物等に関心をもつことが期待される。 |
使い方 |
マラソンを走る前、走った後に提示し、確認する。視覚障害に配慮し、コースは触って分かるように凸をつけ、スタート、ゴール、コース途中の坂道、建造物等には点字をつけ、本人が確認できるようにして、提示する。 情報を多くし過ぎると分かりにくい面もあるため、必要な情報を絞って提示することも必要である。 |
関連する教材や情報 | 情報を多くし過ぎると分かりにくい面もあるため、必要な情報を絞って提示することも必要である。 |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | 視覚に障害がある場合、走っていても視覚で現在地と風景等を確認することが難しいが、音声で状況を伝えながら走ることが可能である。しかしながら、事前事後に説明図を活用することは見通しをもつ、振り返り、空間概念形成にとって有効である。 |
書籍ページ番号 |