教材名
対象 | 知的障害のある小学部・中学部・高等部の児童生徒(発話が難しい児童生徒) |
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障害種別 | 知的障害教育 |
単元・活用場面 | 特別活動 教具・補助具 |
ねらい |
・発話のない児童生徒が、会の進行や発表の場面で、指先を画面にタッチすることでアナウンス(音声)が流れ、主体的に進行できるようにする。 ・構音障害等のために聞き取りずらさを抱えている児童生徒や人前での発表に極度の緊張がある児童生徒などが、主体的に活動することで、自尊感情が高まる。 ・活動場面での役割の一つとして、責任を遂行することができる。 |
障害特性に対する配慮点 |
・児童生徒の実態に応じて、タッチすべきところが明確に分かるように、背景を黒にするなど画面の初期設定を変える。 ・興味関心のある写真やイラストを用いて、タッチすべきところが注目できるようにする。 ・録音はクラスの仲間や担任教師など、聞き慣れた音声がよい。 |
期待される効果及び成果 |
・発話のない生徒が積極的に会の進行に携われるようになる。 ・実態に応じて1画面で1操作から1画面で複数操作までできるようになる。 |
使い方 |
①事前に、タッチ画面にその場にふさわしい写真やイラストを貼り付け、発表(アナウンス)する内容を録音しておく。 ②タブレットを専用のスタンドに設置し、アプリを起動する。 ③発表の場面では、画面にタッチすることで、あらかじめ録音された音声が流れる。 ④次の発表場面に移るときは、画面をスワイプした後、③を行う。 ⑤発表が終了したら、ホームボタンを押す。 |
関連する教材や情報 |
プレゼンテーションソフトのように自由に写真や動画を貼り付けることができる。また音声やアニメーションの設定もできる。 使い方によって、コミュニケーションの支援、スケジュール管理、絵本作り等が可能。 無料。(インターネットより引用) iWorkNote!(KUNIKEN SYSTEM社)アプリを使用。 |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | |
書籍ページ番号 |