教材名

動物園で遊ぼう  自作
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対象 ・小学部
・「トランポリン」「カメラ」など,単語で要求(やりたい活動,使いたい物など)を伝えることができる児童
・ブロックやせんたくばさみを使って簡単な制作をしたり,ミニチュアを自分で操作したりして,簡単な見立て遊びをすることが好きな児童
・遠足や家庭で動物園へ行った経験や,家庭で動物を飼っている経験があり,いろいろな動物を見たり触ったりすることができる児童
障害種別 知的障害教育 自閉症教育 
単元・活用場面 国語 
ねらい ・動物園に見立てた箱の中で,活動する動物の動作を,三語文で表すことができる。
障害特性に対する配慮点 ・動物園の中に,本児が普段遊んでいる好きな遊具や体育で使用した遊具など,身近な道具の絵を描いておいた。
・本児が好む動物で,動物園の箱の中で操作しやすい大きさのミニチュアを用意した。
・児童が行うミニチュアの操作に合わせて,教師は「ゾウが水をごくごくのんでいるね。」などの言葉掛けを行い,名詞や動詞を意識して聞かせた。
期待される効果及び成果 ・最初は動詞を,「飲む」→「ごくごく」,「跳ぶ」→「ぴょんぴょん」と言語化していたが,「ごくごくは?」と尋ねると「飲む」と答え,三語文を構成できるようになった。
・わざと違うカードを並べて,教師の「違いまーす!」の反応を楽しむようになった。
使い方 1.動物園に見立てた箱,動物のミニチュア,絵を描き添えた単語カードを,机上に用意しておく
2.教師と1対1で,動物園ごっこをする
 ・動物園に見立てて絵を描いた箱の中で,好きな動物のミニチュアを動かして一緒に遊ぶ。
3.教師が,児童が行ったミニチュアの操作に合わせて,「ゾウが水をごくごくのんでいるね。」などの言葉掛けを行う
4.児童が,教師の言葉掛けを聞き,絵と文字が書かれたカードを選択・配列し,三語文を構成した
 ・名詞と動詞のカードを組み合わせて,動物の動作を表す。
5.児童が構成した三語文を,教師が音読して聞かせる
6.児童も,教師を真似て,カードを見ながら音読する
関連する教材や情報 ・一般的に,語彙や文章の意味理解の指導おいて,「動作化」が有効とされている。
 本教材と指導も,児童の特性や好みに応じて,この手続きを踏むことができているのではないか。
こんな児童生徒にも役に立つ教材です
書籍ページ番号
  • 情報提供者 附属久里浜特別支援学校
  • キーワード 三語文 見立て遊び 単語カード
  • 作成日時 2014-10-15 15:03:05
  • 更新日時 2023-12-08 10:34:24