教材名
対象 |
・表情の絵の意味が分かる幼児児童 ・熱が出る,体温といった言葉や,その意味が漠然とでも分かる幼児児童 ・信号の色のイメージや意味が漠然とでも分かる幼児児童 ・数字のマッチングができる幼児児童 ・幼稚部 ・小学部 |
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障害種別 | 知的障害教育 自閉症教育 |
単元・活用場面 | 日常生活の指導 その他 |
ねらい |
・体温がどのくらいなのかを知ることができる。 ・体温が示す身体の状態はどういうことなのかを知ることができる。 |
障害特性に対する配慮点 |
・視覚的に示すことでスムーズに「見て分かる」ようにした(言葉では理解できない幼児児童や,理解できても行動調整ができない幼児児童)。 ・信号機と同じ色分けにして示した。 ・身体の状態をイメージしやすい表情イラストを使用した。 |
期待される効果及び成果 |
・検温の意味が分かり,熱を計ることを拒否しなくなった幼児児童がいた。 ・自分は元気に動いていても,微熱のため外出ができないことを理解して納得できるよういなった児童がいた。 ・熱があることが分かり自分からベッドで横になるようになった児童がいた。 ・小数点以下の数字の読み方が分かったり関心をしめすようになった児童がいた。 ・本教材で毎回確認することで,体温を聞いたり見たりしただけで,身体の状態に気付きを持つ児童がいた。 ・心理的な理由や活動回避的な理由で体調不調を訴えた幼児児童でも,検温結果を本教材で示すことで,気持ちの切り替えができるようになった児童がいた。 |
使い方 |
1.体温を測る 2.測定結果の数字と同じ数字の所に,矢印を合わせて貼る(「元気」「注意」「発熱」の3段階に分けた) ・数字が読める幼児児童は,自分で矢印を合わせて貼る(誰でも,繰り返し使えるよう,矢印を面ファスナーで動かせるようにした)。 3.看護師と一緒に,本教材を見て,体調を確認し合う |
関連する教材や情報 |
・面ファスナー:マジックテープ,ベルクロ等の商標で販売されている。 ・『視覚シンボルで楽々コミュニケーション 障害者の暮らしに役立つシンボル 1000 CD-ROM付き』(エンパワメント社),のイラストを使用した。 ・体重管理,喘息児のピークフロー確認などへの応用が可能ではないか。 ・定型発達の幼児への応用が可能ではないか。 |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | |
書籍ページ番号 |