教材名
対象 | 知的障害のある幼稚部・小学部・中学部・高等部の幼児児童生徒(発達年齢2歳前後) |
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障害種別 | 知的障害教育 |
単元・活用場面 | 自立活動 |
ねらい |
①長い短いなど長さの違いや概念を理解する。 ②長さが違う木片パズルを使い、「長い、短い」といった概念は、絶対的な物ではなく、相対的な概念であることを知る。 |
障害特性に対する配慮点 | 木製の木片のパズルを使い、手で確認したり、指で穴をたどり、感触で確認することなど、具体的な操作を通して学習することは、「長い、短い」といった抽象的な概念を理解するために有効な手だてといえる。 |
期待される効果及び成果 | 木片パズルで、型はめを行うことは、手指の触覚や目をつかい比べることであり、文字や数字の学習の基礎につながる学習といえる。 |
使い方 |
1.写真で紹介した教材は、厚さ9mmのシナベニヤを使用しているが、やや厚く、5.5mmなどの薄めの板や、紙モ有効である。 2.木片ピースを入れるまえには、指で「長い」「みじかい」など指でなぞってからおこなうといよい。方向も右から左に行ったり、逆に左から右、上から下、下から上等に動かしながらなどるとより有効である。 3.長い、短いの学習は、「より長い、より短い」など比較する目や考え方を身につけることにつながる。 |
関連する教材や情報 | ○長い短いの木片パズルを3〜5段階のレベルで広げていくと、長い短いとい概念から「多い少ない」量の概念へつながる。タイル等をつかって、おこなうと、量の多い、少ないから、加減の計算にへとつながる。 |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | |
書籍ページ番号 |