教材名
対象 | 高等部3年生。一般就労を目標にしている生徒。言葉や文章での表現は限られるが、視覚的な手がかりで自分の意思を相手に伝えられる生徒。 |
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障害種別 | 知的障害教育 |
単元・活用場面 | 生活 生活単元学習 |
ねらい |
①社会人として自立した生活を送れるようにする。 ②自分の社会生活について具体的に考えることができる。 ③社会人として働く意欲を持つことができる。 ④将来の夢(目標)を見据えて、今の生活の目標を考え、活動することができる。 ⑤自分を支援してくれる人、家族に伝えることができる。 |
障害特性に対する配慮点 | 社会生活を、学校生活の延長と捉える生徒、また、卒後の自分の生活について、具体的なイメージが持ちにくい生徒が多い。自分がやりたいこと、自分の収入で購入したい物などを考えることから、社会生活について学習を進めたり、見通しを持てるようにしたりする。 |
期待される効果及び成果 | 卒業後の生活に見通しが持ちにくいことの不安が解消され、社会人として働くことへの意欲や楽しみが持てるようになる。将来の夢をかなえるために、今の自分がやるべき事や社会人になってからの目標がわかりやすい。 |
使い方 |
①パネルの絵は、生徒のイメージを引き出す一つのきっかけとする。パネルの絵のイメージに固定されないよう、絵を手がかりにしながら生徒と話し合いをしながら学習を進める。 ②将来の夢や目標をかなえるためには、自分を支援してくれる人や家族に伝えることが必要であることを生徒に知らせ、できあがったパネルを使って、クラスで発表したり、面談で家族に伝えたりする機会を設定する。 ③できあがったパネルは写真に撮り、自分のサポートブック(セルフサポートブック)に入れる。 ④将来の夢、目標から、今の生活における具体的な行動目標を導き出す。 |
関連する教材や情報 |
・先輩たちの成人式(校内で行う)に参加して、2年後の自分の姿を考える。 ・先輩の職場を訪問して、話を聞く。 参考文献「見てわかる社会生活ガイド」ジアース教育新社 |
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書籍ページ番号 |