教材名
対象 | 自発語の無い知的障害特別支援学校高等部の生徒。見通しが持てない活動に不安を感じることが多い。写真やイラスト、音声などで繰り返し確認することで安心することができる。 |
---|---|
障害種別 | 知的障害教育 |
単元・活用場面 | 生活 教具・補助具 |
ねらい | ・初めての場所、初めての活動において見通しを持ち、安心して現場実習に参加できるようにする。 |
障害特性に対する配慮点 |
・音声を再生するコードとなるシールは、蛍光ペンなどで枠を書き加え、見やすいようにした。 ・シートはラミネート加工して実習手帳にファイリングし、いつでもどこでも再生できるようにした。 |
期待される効果及び成果 |
・実習前に家庭で家族の前で音声を再生する様子が確認された。 事前学習中に不安そうなとき、音声を再生しながら「心配だよね。だけど、頑張るんだね。えらい!」と褒めると、嬉しそうにガッツポーズ様子が見られた。 |
使い方 |
・実習先の施設を写真に撮影し、音声ペンの録音シールを用いて説明の音声を録音した。また、施設のホームページから活動内容の写真をダウンロードし、同様に音声の説明を加えた。 ・録音する音声は、教師だけでなく、クラスの友達の声も用いた。 ・担任の声で、「やった〜!できました!!」「がんばったね。えらい!」等の褒め言葉も再生できるように録音した。 ・音声ペンの電源を入れ、ドットコードシールをペンでタッチすると音声が再生される。 |
関連する教材や情報 |
音声ペン(G-Talk:グリットマーク社)、ドットコードシール、実習先の写真 視覚支援シンボル集「ドロップス」のイラストを使用 |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | |
書籍ページ番号 |