教材名

有音程打楽器、鍵盤楽器のための簡易楽譜  自作
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対象 知的障害特別支援学校小学部高学年、中学部、高等部の児童生徒
障害種別 知的障害教育 
単元・活用場面 音楽 生活単元学習 
ねらい ・有音程打楽器や旋律楽器に親しみ、簡単な楽譜を見ながら演奏したり、合奏したりすることができる。(具体的には、単音グロッケン、ハンドベルなどの一音一音が別々に出せる有音程の打楽器、キーボード、ピアノ、リコーダーなどの楽器を指す)
障害特性に対する配慮点 音符に当たる○に階名をカタカナで書き込み、色別に示すことで、文字が読めない生徒でも音にすることができる。音の長さ、休符も視覚的にわかりやすく示した。また、歌詞も対応させ、耳から入っている曲のイメージとも結びつき、演奏までたどり着ける。
期待される効果及び成果 本簡易楽譜を使うことで、聞き慣れたメロディを実際に音にすることが容易になり、自分の力で弾けるようになる体験を通して、楽器への親しみが一層沸き、演奏することや合奏することが楽しくなることが期待される。
使い方 1.音階の色がメーカーによって若干違っているので、使う楽器やメーカーによって、統一して行くとわかりやすい。例示の写真では、スズキ楽器の「ベルハーモニー」の色を採用している。
2.階名と歌詞の区別をはっきりさせる必要があり、階名はカタカナ、歌詞はひらがなを用いている。
3.各段の間のスペースを確保し、見やすい楽譜にすることに心がけた。また、より見やすさを強調するために、ト音記号や拍子記号は削除した。
4.この楽譜で演奏できるようになってきたら、音名の色を外したり、音符に符幹や附譜尾を付けたりして、従来の五線譜や音符のカタチに移行していくとよい。
関連する教材や情報 十二月の歌(作詞:マルシャーク 作曲:林光 訳詞:湯浅芳子)
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書籍ページ番号
  • 情報提供者 附属大塚特別支援学校
  • キーワード 知的障害 音楽教育 楽譜
  • 作成日時 2015-07-30 17:15:17
  • 更新日時 2022-01-26 17:02:45