教材名
対象 | 知的障害のある小学部・中学部・高等部の児童生徒(言葉を話すことが難しい児童生徒・発音に困難がある児童生徒) |
---|---|
障害種別 | 知的障害教育 |
単元・活用場面 | 教具・補助具 |
ねらい |
1.スキー合宿の日程を知る。 2.スキー合宿の日程をみんなで確認する。 |
障害特性に対する配慮点 |
ペンの操作については、細かい操作が難しい場合はカードのサイズを大きくし、ペンが対応する範囲を広げる。また、注目して欲しいところ絞りたいい場合は、カードのサイズを小さくしたりマークなどを押したら機能したりするようにする。ペンを押しやすいようにカードを机の高さを変えたり斜面台を使用したりする。 2.音声について:聞き取りやすいように音声アプリを使用したり、なじみやすいように先生や友達の声で録音したりする。 |
期待される効果及び成果 |
・発語のない生徒も「日程発表係」という役割を持って参加することができた。 ・スキー合宿当日にも、同じ班の友達と一緒に使用して予定を確認する様子が見られた。 ・テーマソングを入れたり、たくさんの先生の声で録音したことで、自分たちで楽しむ様子も見られた。 |
使い方 |
〈作成上の配慮〉 音声については、聞き取りやすいように音声アプリを使用したり、なじみやすいように 先生や友達の声で録音したりする。(スキー合宿の事前学習) 〈使い方〉 1.しおり作成(音声ペン用シールを貼る):音声を聞いて対応する所にシールを貼っていく。 2.日程確認:音声を聞いてどんな活動をするのか順番に確認していく。 ※各クラスに音声ペンとシールを配布し、共通で使えるようにした。 |
関連する教材や情報 |
音声ペン対応の教材を作ることで様々な学習に活かせることができる。 自分が作った作品(掲示物)などにがんばったところや工夫したところなどを音声で吹き込み、紹介カードを作り「おしゃべり掲示物」を作る。 音声ペンはG-Talk(グリットマーク社)を使用。 |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | |
書籍ページ番号 |