教材名

からだの音階  自作
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  • 手前からド、ミ、ソ、高いド(2名)

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対象 中学部1年(読譜・記譜の初学者)
中学部
障害種別 視覚障害教育 
単元・活用場面 音楽 
ねらい ・音名と音の高低の関係をイメージする
障害特性に対する配慮点 音名が音の高さのイメージと結びついていない生徒(例えば、「1点ド」より「1点ソ」の方が、「高い」というようなイメージを持てない生徒)に、音の高さのイメージを持たせる指導法。主に点字楽譜(音の高さのビジュアルイメージを表現できない)の理解を補足する。
期待される効果及び成果 音の高さのイメージを持つことができ、音楽表現につなげることができる。
使い方 音名と音の高低の関係を理解するための指導法。該当音が発せられる、あるいは音名を唱えると同時に、両手で自身の次の体の部位(主に体の側面)を触っていく。ド=足首、レ=ひざ、ミ=腿、ファ=腰、ソ=脇、ラ=肩、シ=頭。1オクターブ上のドは、両手を上に上げることで表現する。音名を、身体イメージと結びつけることによって、容易に該当音の高さのイメージをつかむことができる。ただ、これは単に垂直的な「高さ」のイメージを持たせる目的のみに資するため、音楽表現に結びつけるためには、他のアプローチとの併用が必要である。
関連する教材や情報 音名と体の部位、姿勢などを結びつける試みとして
・グイードの手
・ハンドサイン(コダーイシステム)
こんな児童生徒にも役に立つ教材です
書籍ページ番号
  • 情報提供者 熊沢 彩子(附属視覚特別支援学校音楽科)
  • キーワード 音楽 読譜 記譜 身体イメージ
  • 作成日時 2015-07-31 12:03:10
  • 更新日時 2022-02-02 17:36:27