教材名
対象 |
全盲または弱視の児童生徒 小学部・中学部・高等部 |
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障害種別 | 視覚障害教育 |
単元・活用場面 | 算数,数学 |
ねらい | 立方体を用いて、面・辺・頂点の特徴と位置関係(平行や垂直)を理解する。 |
障害特性に対する配慮点 |
辺や頂点が面取りされていないため、触覚で辺や頂点をはっきりと認識することができる。 児童生徒が両手で全体を触るのに適した大きさである。 |
期待される効果及び成果 | 面と面、辺と辺、面と辺について、平行や垂直がどのような位置関係であるかを、正確に認識することができ、将来的には触った経験を思い出すことで、頭に位置関係をイメージできるようになる。 |
使い方 |
① 次のような持ち方を示し、児童生徒と共に確認することで、面の位置関係を意識することができる。 ・右手と左手の手のひらに、左右の側面をあてるようにもち、両手の人差し指と中指と薬指の指を曲げて、向こう側を囲むように持つ。さらに、親指は上の面、小指は下に面にあてる。 ・左手の手のひらの上に立方体の面を載せ、左手の親指以外の指を曲げて、向こう側の面にあてる。また、右手の手のひらを上の面にあて、右手の親指以外の指を曲げて、左の面にあてる。 ② 触り方を言葉で表現することを通して、自ら言葉で説明する練習も入れる。 ③ このように手の使い方と言葉による説明の指導をセットで行うことにより、頭の中にイメージを構築できるようになることが期待できる。 |
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