教材名

立体複合図形凹型  自作
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対象 視覚障害のある小学部5年  単一障害学級(全盲及び弱視児童)
点図で描かれている複合図形をイメージする努力ができる児童。
展開図とともに本教材を操作できる児童。 
障害種別 視覚障害教育 
単元・活用場面 算数,数学 
ねらい ・体積は,1立方センチメートルの立方体が何個分あるかから始まることを思い起こさせる。
・直方体を組み合わせた複合図形の体積を,分離や接合という考え使って解決できることに気づかせる。
障害特性に対する配慮点 目盛りを付与したり分離教材を作成するなど,児童の実態に応じて比較的短時間で作成できる。
期待される効果及び成果 既習の学習内容を活用することで,複合図形の体積も求められることが理解できた。
使い方 初期の教材は,硬質発砲スチロール製の素材を使って作成していたが,使用している間に徐々に圧縮され本来の寸法を維持できなくなることがあった。今回は,FDM方式の3Dプリンターを使用したので,力加減に関わらず状態を恒常的に保つことができた。また,児童の状態に合わせて,1cm毎の目盛りの付与や分離部分も任意に作成することができる。また,積層精度が高いため触り心地がよく児童の意欲を喚起する要因となった。
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書籍ページ番号
  • 情報提供者 山田 毅(附属視覚特別支援学校)
  • キーワード 図形 触察
  • 作成日時 2015-07-31 16:40:15
  • 更新日時 2022-02-02 18:19:38