教材名

中学社会(公民) ルールについての学習 アイテムカード   自作
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対象 聴覚障害を有する中学部3年生
障害種別 聴覚障害教育 
単元・活用場面 社会 
ねらい ◎ルールに込められた意味と、ルールの必要性について考え、理解する。
○ルールは私たちの権利や生活を守るためにあることを理解する。
○ルールのあり方や、合意形成の重要性について考え、理解する。
○実際にルールを作ってみることで話し合いの重要性や政治のむずかしさを理解する。
障害特性に対する配慮点 思考や話し合いの過程を視覚的にとらえられるよう黒板上で作業の様子を確認できるようにした。
期待される効果及び成果 話し合いの結果が黒板上に反映されるので、話し合いに参加している生徒はもちろん、他のグループの生徒も状況が把握しやすく、また直観的に理解できる。
使い方 ルールについての学習で具体例として公園を取り上げ、公園の設計と利用上のルール作りを並行して行った。多くの人が気持ちよく利用できる公園にするというコンセプトで、三つのグループに分かれて取り組んだ。公園のレイアウトを考える際のアイテムとして公園によくあるものを絵カードで準備し、輪郭と通路だけの公園の白地図にカードを配置しながら作業を進めさせた。池、トイレ、ベンチ、遊具など一通り公園にありそうなものは用意したが、生徒たちの話し合いの過程で、用意したもの以外のアイテムが必要になることも予測し、白紙のカードを用意し、その場で自由に書き込めるよう配慮した。配置を考えるにあたって、遊具等の配置の位置によってトラブルが発生したり、不便が生じたりしそうな個所があることに生徒が気付いたため、その場合どのような配慮やルールが必要か考えながら作業を進めるように助言しつつ、再検討を促した。
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書籍ページ番号
  • 情報提供者 附属聴覚特別支援学校
  • キーワード 視覚教材 情報の共有
  • 作成日時 2015-08-01 09:31:27
  • 更新日時 2022-02-16 10:30:04