教材名
対象 | 聴覚に障害を有する小学部高学年以上で、言語発達に遅れが見られる児童。 |
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障害種別 | 聴覚障害教育 |
単元・活用場面 | 国語 自立活動 日常生活の指導 |
ねらい |
1.生活言語としての語彙を拡充する。 2.生活や学習上の知識を拡充する。 3.学習内容で定着しにくい所を、復習をすることによってその定着を図る。 *1と2については、特に教師と児童、あるいは児童同士のやり取りの中でポイントとなった事柄を文字化することにより、その定着を図ることをねらうものである。 |
障害特性に対する配慮点 | 聴覚障害児にとって、やり取りだけでは定着しにくい内容を、文字化してプリントで復習することにより確実に理解させるものである。 |
期待される効果及び成果 | 聴覚を有する児童にとって、やり取りの中で語彙や知識、考え方を身に付ける機会は多い。ゆえにそれらをいかに定着させるかが重要になる。文字化して、再確認することによって定着を図りたい。2~3年継続して行うことで、全国標準読書力診断検査等において、語彙力その他言語力の向上が見られた。 |
使い方 |
〈教材作成上の配慮〉 1.児童に身に付けさせたい事柄を、ノートや黒板の端に書き留めておく。 2.ある程度の量(プリント1枚分程度)がたまったら、作成する。*週に1~2回。*内容・量とも児童に負担感が生じないようにする。 〈使い方〉 朝自習および家庭学習の形で行う。児童が自力で書き、保護者が後で正誤を確認し、必要に応じて指導してもらう。 |
関連する教材や情報 | 良い内容のやり取りができ、確認テストで押さえたい内容だとその場で判断しても、後で思い出せないことが多々ある。それを防ぐためにもぜひ何かに書き留める習慣を付けることも大事なことである。 |
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書籍ページ番号 |