教材名
対象 | 聴覚に障害を有する小学部高学年以上で、言語発達に遅れが見られる児童。 |
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障害種別 | 聴覚障害教育 |
単元・活用場面 | 国語 特別活動 自立活動 |
ねらい |
1.行事を通して自分が見たこと・感じたこと等を整理して、文章構成を考えることができる。 2.伝えたいことを上手く表現しようという意識が持てる。 3.文章の内容に即した題を付けることができる。 |
障害特性に対する配慮点 | 聴覚障害児の行事の事後学習として書く作文は、とかく時系列のワンパターンな内容のものが多い。行事の感想文メモを作成することで、印象に残ったこと・心に響いたことに焦点を当てた内容を書くことができる。 |
期待される効果及び成果 | 行事を経験して自分が伝えたいことは何かということについて考えることができる。その結果読み手に対して、書き手の思いが伝わる文章を書く事ができる。継続して行うことで、文章に変化が見られるようになる。 |
使い方 |
〈教材作成上の配慮〉 1.行事の内容に合った感想文メモにする。 *林間学校の場合、①友だちのことについて、②自然について 2.メモの具体的な例を示す。①友だちのことについて:友だちの優しさが分かった。思いやりの心がうれしかった。②自然について:自然の美しさに感動した。自然のすごさに驚いた。 〈使い方〉行事の事後学習として行う。文章構成(メモを書く順序に並べるなど)必要に応じて個別に指導を行う。 |
関連する教材や情報 | 他の行事(運動会、遠足など)についても、同じように本教材を活用することができる。 |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | |
書籍ページ番号 |