教材名
対象 |
・聴覚に障害を有する中学部生徒 (小学部児童でも活用可能) |
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障害種別 | 聴覚障害教育 |
単元・活用場面 | 家庭,技術・家庭 |
ねらい |
1.タブレットPC用教材内のレシピカードや動画を活用して調理を進めることで、グループや個人での調理に主体的に取り組み、知識・技術を習得する一助とする。 2.実生活で生かすことをめざし、調理実習で学んだことをレシピカードに加え、オリジナルのレシピカードを作成する。 |
障害特性に対する配慮点 | 調理方法を示したレシピカードや動画を電子書籍としてタブレットPCや電子黒板で提示できる。実習の際、必要な情報を主体的に選択・参照し、視覚的な手がかりをもとに知識・技術の習得につなげるための教材である。 |
期待される効果及び成果 |
・協働的な学びを深めることができる。(作り方を確認、役割分担を相談、教員や友達からのアドバイス、改善点の検討等) ・レシピカードと動画の併用で思考を整理できる。(実習のふり返り、オリジナルレシピカード作成等) ・オリジナルレシピカードを家庭での食事作りに役立て、自信につなげることができる。 |
使い方 |
<教材作成上の配慮> ・動画や静止画は生徒が調理実習で使用する環境(調理設備、調理器具等)で撮影する。 ・レシピカードの文章と動画の字幕を対応させる。 <使い方> ・実習中は生徒が1人1台タブレットPCを活用し、レシピを参照したり、記録を撮影したりする。 ・実習後はワークシートや撮影した記録をもとにふり返りの学習に取り組み、オリジナルレシピカードを作成する。 ・レシピカードをプリントアウトし、様々な場面で活用できるようにする。(学校行事・家庭での調理、レシピカードの配布等) |
関連する教材や情報 |
・家庭科の調理実習の他、総合的な学習の時間や林間学校等の学校行事での調理場面でもレシピカードを活用した実践を行っている。 ・レシピカードと字幕を挿入した調理場面の動画等とあわせたデジタルポートフォリオ形式での活用や協働学習での活用については、既に下記で公表している。 有友愛子(2012)聴覚特別支援学校中学部の調理実習におけるデジタルポートフォリオの活用-レシピカードと調理場面の動画に着目して-日本家庭科教育学会2012(平成24)年度例会研究発表要旨集pp.32-33 |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | |
書籍ページ番号 |