教材名

セロハン紙(セロファン紙)  自作
英語版はこちら
※画像にマウスオーバーすると、画像の説明をお読みいただけます。

  • 教材画像

対象 聴覚に障害がある等の理由で日本語の発音指導が必要であり,ハ行音指導の初期段階にある幼児・児童・生徒(幼稚部・小学部・中学部・高等部)。
呼気(はく息)を調整するための練習が必要な幼児・児童・生徒。
障害種別 聴覚障害教育 言語障害教育 
単元・活用場面 自立活動 
ねらい ◎日本語のハ行音の「ハ」音と「フ」音の子音部分では呼気(はく息)の使い方が異なることを知る。
◯長く,短く,強く,弱く等々様々な呼気(はく息)の調整ができるようになる。
◯効率よく呼気(はく息)を使って話すことができるようになる。
障害特性に対する配慮点 セロハン(セロファン)は,表面と裏面の温度差によってカールする(反る,丸まる)性質がある。
「ハ」音の子音部分は暖かい呼気が使われ,「フ」音の子音部分は冷たい呼気が使われる。その違いで,セロハンの丸まり方が異なる。
期待される効果及び成果 「ハ」音と「フ」音の子音部分の呼気(はく息)を区別してはけるようになる。 
使い方 セロハンを適当な大きさ(対象によっては,動物や乗り物の形に切るとより興味を持たせることが出来る)に切り,皿状の器や掌にのせて,息を吹きかける。
教師が「ハ」と「フ」の子音部分の呼気を吹きかけセロハンが丸まることを提示し,それを真似て息を吹きかけ練習する。
掌にのせて行う場合は,息を吹きかける前に体温でセロハンが丸まる場合がある。
関連する教材や情報   
こんな児童生徒にも役に立つ教材です
書籍ページ番号
  • 情報提供者 附属聴覚特別支援学校
  • キーワード 息づかい 呼気練習 ハ行音 発音指導
  • 作成日時 2015-08-01 13:37:36
  • 更新日時 2022-02-16 10:46:31