教材名
対象 |
・小学部 2年生 ・給食では,手の平で握ってスプーンやフォークを使用している児童 ・まだ,スプーンやフォークを親指と人差し指,中指の先で挟んで持ったり,箸を使ったりすることは難しい児童 |
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障害種別 | 知的障害教育 自閉症教育 |
単元・活用場面 | 自立活動 |
ねらい |
・親指と人差し指,中指の先で挟む持ち方ができるようになった。 ・手の平や指の腹で道具を保持しながら,指先を動かして物を挟む感覚を覚え,箸を使う練習につなげていく。 |
障害特性に対する配慮点 | ・本児はトングを指で挟んで持つことが難しく,動かそうとすると落としてしまうことがあるので,トングにねじとテープを使ってコルクの玉を付けて,手の中で安定するようにした。 |
期待される効果及び成果 |
・手のひらにコルクの玉が入ったことでトングが固定されて,落としてしまうことはなくなった。 ・指先で挟むようにしてトングを動かして,「おはじきを摘まむ」「摘まんだままコップまで移動させる」「トングを開いておはじきを落とす」ことができるようにする。 |
使い方 |
1.トングを持つ ・トングに付いているコルクの玉を手のひらで包むようにして持って,トングを指先で挟む。 2.おはじきを挟んでコップに入れる ・ケースの中のおはじきを1つずつトングで挟んでコップに入れる。 |
関連する教材や情報 |
・児童の実態に応じて, ①トングを,スプーンや箸に変えて行うことができる。 ②おはじきの大きさや重さ,他の素材(スポンジ等)に変えて行うことができる。 |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | |
書籍ページ番号 |