教材名
対象 |
書字学習のレディネス形成期にある児童 (小学部) |
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障害種別 | 肢体不自由教育 |
単元・活用場面 | 自立活動 |
ねらい |
2分割、3分割、4分割、6分割の中での点の位置をとらえられるようになる。 見本と同じ位置にビー玉を置いて、もしくはシールをはって見本の再現ができる。 |
障害特性に対する配慮点 | ・ビー玉と仕切りのあるチョコレートのプラスチックトレー(以下、トレー)を用いて、2分割、3分割から4分割、そして6分割の空間の位置把握を取り上げた。 |
期待される効果及び成果 | 2分割にビー玉1個から始め、4分割にビー玉3個の再現ができるようになった。途中でます目を4分割にしたものとシールによるプリントでの再現も導入することで、より書字を意識したものとなる。 |
使い方 |
・チョコレートのプラスチックトレーの裏面にマグネットをはり、見本も、児童が操作するものも、ホワイトボード上から動かないようにしている。 ・「じゃかじゃかじゃん!」の合図で、教員が左側の見本のトレーにビー玉を置き、児童は、左側のトレーに置かれたビー玉の位置を見て、自分の空のトレーに見本と同じ位置にビー玉を置く。 ・徐々にトレーを2から3、4、6分割のものに変え、ビー玉の個数を増やす。 ・位置把握の系統性を考慮する。例えば、4分割の場合、左上1個は簡単だが、右下1個は難しい。二個になると左下と右上の組み合わせが最も難しい。 |
関連する教材や情報 |
参考文献: 宮城武久 (2013) 障害がある子どもの文字を書く基礎学習、学研図書出版. |
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書籍ページ番号 |