教材名
対象 |
肢体不自由児(考えをまとめたり関連性をつかむことが難しい生徒)の中学国語(全学年)の言語活動 (中学部、高等部) |
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障害種別 | 肢体不自由教育 |
単元・活用場面 | 国語 教具・補助具 |
ねらい | 国語の目標や育てたい力から目標を達成の補助となる全単元を通した言語活動としてリーフレット作成を設定した。各マス目ごとに考える内容を視覚化し提示していくことで考えの整理や、主観と客観を分けて考えて行く事ができる。また、キャッチコピーを作成することで考えの抽象化が行いやすくなる。指導者としても瀬戸の変化や積み重なり(定着した力)がはかりやすく、評価のポイントを明確にできる。 |
障害特性に対する配慮点 | 抽象概念化や関係性をつかむ、考えをまとめることが苦手な生徒に対して、単元をとおして考えをまとめる補助(言語活動)としてすべての単元・領域で使用する。 |
期待される効果及び成果 | 主観と客観の区別など思考を整理できる。また全部の単元出使用することで、考え方や振り返りの補助となる(話す聞く・書く・読むすべてで使用)。ノートテイクなどの代わりや補助としても使用ができる。 |
使い方 | あくまで、リーフレット作成が目的では無く、思考や判断を整理していく補助となることが目的である。このため、て1単元で終わるのでは無く、このリーフレットを用いた言語活動を話す聞く・書く・読むすべての単元で行うことがのぞましい。また、各マス目の書く順番は当初は番号をふるなどして手順を明示していくことが必要となる。各マス目の内容や評価のポイントは目標にあわせてアレンジしても良いが、おおまかな流れは共通させる。その際、各単元ごとにどこに評価の重きを置くのかを年間の指導計画や育てた力をふまえて設定する。また、リーフレットから生徒の変化を定期的に見ていくことが必要。書くことが難しい生徒の場合は、代筆でも可能。 |
関連する教材や情報 | 文章理解のみではなく、書くことや話すこと聞くこと言語事項などでも何を学んだのかを自分なりにまとめさせること使用する。 |
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書籍ページ番号 |