教材名
対象 |
手や腕に不自由がある児童生徒に対して (幼稚部、小学部、中学部、高等部) |
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障害種別 | 肢体不自由教育 |
単元・活用場面 | 国語 社会 算数,数学 理科 生活 音楽 図画工作,美術 家庭,技術・家庭 体育,保健体育 外国語 道徳 情報 特別活動 自立活動 その他 教具・補助具 |
ねらい |
(1)教員の介助なしに自分で書いたものを消すことができるので、スムーズに鉛筆を使う学習が進められる。 (2)学校でも家庭でも自分だけで字を書いたり絵や図を描いたりできるので、より自立心を育むことができる。 (3)学校でも家庭でも、 自分だけで字を書いたり絵や図を描いたりできるので、より自立した生活に向けて一歩進めることができる。 |
障害特性に対する配慮点 |
・市販品なので購入が容易である。 ・数種類の消しゴムを常に用意しておくことで、手や腕の操作が不十分な多様な肢体不自由児に対応できる。 |
期待される効果及び成果 |
・手や腕に肢体不自由があっても、鉛筆を使用する学習や絵や字をかく遊びがスムーズに進められる。 ・介助なしに字や絵、図がかけるので、子どもに自立心がより育まれる。 |
使い方 |
①文房具店を幾つも回って、よく消せる消しゴム、軽い力で消せる消しゴム、手が不自由でも持ちやすい大きい消しゴム、電動消しゴム等を探し購入する。 ②それらの幾つもの消しゴムを実際に使用してみて、最もその子が使用しやすい消しゴムを決める。 ③その消しゴムを使って字を書いたり絵や図を描いたりする活動を介助なしに自分でスムーズに進める。 ④よく消せる消しゴムと軽く消せる消しゴムは、サイズが小さいので小さなものを握ることができる痙直型の脳性まひ児や手や腕の力が弱い肢体不自由児に適していた。 ⑤アテトーゼ型の脳性まひ児で物の把握がかなり不十分な子どもには電動消しゴムが適切であった。 |
関連する教材や情報 |
・アテトーゼ型の脳性まひの子どもである程度物の把握ができる子どもでは、底面が一辺1.2cmの正方形で高さが10cmの柔らかい消しゴムが最も使用しやすい子どももいた。柔らかいので強く力を加えても折れない。 ・家庭でも、絵を描く遊びや字を書く学習が介助なしにスムーズに進められる。 |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | |
書籍ページ番号 |