教材名

手縫い印つけ板  自作
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対象 小学部5年生で家庭科の手縫いの際に、竹尺(定規)の目盛を手掛かりに、布に決まった間隔の印をつけることができない児童
(小学部)
障害種別 肢体不自由教育 
単元・活用場面 家庭,技術・家庭 
ねらい ◯手縫いや製作に関心をもち、なみ縫い、返し縫い、かがり縫いなどやボタンつけ、ぬい取りができる。
◯手縫いに関心をもち、取り組もうとする。
◎自分で手縫いのための作業の一部の印つけの作業を行うことができる。
障害特性に対する配慮点 目と手の協応動作が難しい児童に、まず、前段階として、縫うために自分で正しく印をつけることができるように支援する。
期待される効果及び成果 算数や理科等で、目盛を読む学習を行っているにも関わらず難しい児童が、白い穴に、チャコペンで点を書いていくだけで、等間隔の印を布につけることができる。
使い方 ①白いさらし木綿の布を縦33.5㎝×横33.5㎝の大きさに裁断したもの、チャコペン(太)、手縫い印つけ板※、固定テープを準備する。
②縫う位置を布のやや中央に決めて、そこに、手縫い印つけ板を布の端と並行に置き、固定用のメンディングテープで周囲を固定する。
③布の上に固定した黒い手縫い印つけ板の6ヶ所白く浮き出た丸い印のところに、できる限り端から順番に、チャコペンで点を打っていく。
※厚さ3㎜のアクリル板を3㎝×13㎝に切り、バリをとって直径5㎜の穴を2㎝間隔で開け表面につや消し黒をペイントしたもの
関連する教材や情報 印をつけた後は、刺しゅう枠をつかって布を固定し、布を持って布の裏表の返しを行い易くして、その印を使ってそこに針を刺す学習の段階に進む。
こんな児童生徒にも役に立つ教材です
書籍ページ番号
  • 情報提供者 河野 文子(附属桐が丘特別支援学校)
  • キーワード 手縫いの印 裁縫 視覚的な情報処理が難しい メモリ 目盛 なみ縫い 手縫い 家庭科 せいかつ 脳性まひ 脳室周囲白質軟化症
  • 作成日時 2015-08-06 14:31:04
  • 更新日時 2022-02-12 18:23:56