教材名
対象 |
肢体不自由のある児童生徒 (小学部中学年~高学年、中学部、高等部、重度重複) |
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障害種別 | 知的障害教育 肢体不自由教育 重複障害教育 |
単元・活用場面 | 音楽 自立活動 |
ねらい |
◎(主に視覚)に働きかけながら、合奏や合唱で大切な「ブレス」「アイコンタクト」等を学ぶ。 〇(歌唱指導の導入として)意欲的に息を吹きかけて楽しめるので、自然と呼吸を意識し、口周りの筋肉がほぐれる。 ◯風車に息を吹きかけて視覚に働きかけ、「ブレス」「アイコンタクト」を学ぶ。 ◯呼吸を意識しながら歌唱を楽しむ態度を養う。 |
障害特性に対する配慮点 | 風車は軽く持ちやすいが、吹きやすい位置に持続して持つことが難しい場合は、マイクスタンドなどに固定する。 |
期待される効果及び成果 |
誰とでも仲良く、楽しく関わり合う活動になる。 また「アイコンタクトリレー」では、いつ自分の順番が回ってくるか予想できないので集中して取り組むことができる。 |
使い方 |
1.丸くなって座り、風車を片手でそっと持ち、息を吹きかけて回します。 ①【誰が最後まで回っているかな?】歌唱指導の導入として、「さんハイ」の合図で一斉に回す。その際、姿勢、腹式呼吸、ブレスなどにも注意が向くような声掛けをする。 ②【フー、リレー】右回りか左回りを決めて、一人、一吹きし、リレーをしていく。速さの変化を感じ取り、流れに乗って吹けるようにする。できるようになったら、合図で反対回しを取り入れるなど集中して取り組めるようにする。 ③【アイコンタクト・リレー】次に吹いてほしい友だちとアイコンタクトを取り、一吹きし、友だちへ回す。いつ、順番がきても拍の流れにのって吹けるようにする。 |
関連する教材や情報 |
玩具店や100円ショップで購入。 自作でも可。 |
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書籍ページ番号 |