教材名

ペットボトル筒のボール通し  自作
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対象 知的障害を併せ有する視覚障害児童:低~中学年(紐通しの連続した動作が一つ一つできても一連の流れとしてつながらない児童)
物が通ることのイメージが持ちにくい児童
小学部
障害種別 視覚障害教育 知的障害教育 重複障害教育 
単元・活用場面 自立活動 その他 
ねらい ものを通すイメージを形成する。
障害特性に対する配慮点 両手で操作しやすい。筒に自分身のの手を通すことができ、内部の様子も触って確認できる。通した後、筒とボールの両手の持ち替えが自然に促される。
期待される効果及び成果 ボールを筒に押し込むと反対側に出てくる、というイメージが体感でき、出てきたボールを反対の手で受け取るという両手の協応動作が自然にスムーズに獲得された。紐通しの指導に発展させやすい。
使い方 ・炭酸系の凹凸のないペットボトルで制作すると良い。
・ペットボトルの切断面は、やすりで削る、軽く加熱するなど、児童が扱う際にけがをしないように配慮する。
・ペットボトルの筒は、ボールを軽く押すと通るくらいの穴径にする.
・筒の長さはボールの直径と同じくらいにすると扱いやすい。
・ボールを通す前に、筒だけをしっかり触る時間をとるとよい。
・手のひらに筒を置いて反対の手でボールを押し込むようにすると反対の手でボールを取ったときボールを押し込んだ手が自然に筒を持つようになる。
関連する教材や情報 通すイメージができたら、ペットボトルビーズの棒通し・ひも通しの学習に発展させるとよい。
こんな児童生徒にも役に立つ教材です
書籍ページ番号
  • 情報提供者 小西 明子(附属視覚特別支援学校)
  • キーワード   
  • 作成日時 2015-08-07 10:18:01
  • 更新日時 2023-11-08 10:47:52