教材名
対象 |
高等部専攻科造形芸術科 18歳~19歳 聴覚に障害があり、話声や音声によるコミュニケーションが困難な生徒 |
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障害種別 | 聴覚障害教育 |
単元・活用場面 | 図画工作,美術 |
ねらい |
・油絵等の絵画技術を身に付ける際の手順や完成までの段階的な画像を表示し、生徒の授業に対する見通しを立てさせる。 ・絵の具と画溶液との関係、混色や重ね塗りなどの画面効果を視覚的に説明し、生徒の概念形成を促す。 ・美術史の説明で使用する作品画像を表示し、移動、拡大縮小を行い着目点を比較しながら理解させる。 |
障害特性に対する配慮点 | ・説明の際に行う作品画像が制作段階ごとに示すことができる。また、前後の制作段階への画面切り替え操作が投影画面で電子ペンで行う事ができる。 |
期待される効果及び成果 | ・実技系の科目においては技術の習得と生徒に身に付けて欲しい概念などが有り、それらを視覚的に示すことで、抽象的な語句などを意味と同時に理解させることが出来ると期待している。 |
使い方 | 電子黒板ユニットは大型電子黒板と異なり、対応したプロジェクターに据え置いて投影画面上に書字が可能である。電子黒板が無い教室でもそれに準じた授業を行う事ができるため、授業者はパワーポイントや電子黒板付属のソフト等で板書事項を作成し、生徒の発言やキーワードとなる語句を書き出す準備を行う。また、参考作品は制作段階ごとに画像を記録し、画面に貼り付け、完成作品も授業内で掲示するとより効果的である。デジタル画像と実物教材相互の利点を使い分けることも重要な配慮と考えている。 |
関連する教材や情報 | EPSON社製 電子黒板 アクティブボードhttp://activboard.narika.jp/ |
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書籍ページ番号 |