教材名
対象 |
肢体不自由児 アルファベットがうまくかけなくて読みにくい字になってしまう児童生徒 整ったアルファベットを書くのが難しい児童生徒 アルファベットの長いところや短いところがうまく表せない児童生徒 アルファベットの向きや長さがうまく表せない児童生徒 (中学部、高等部) |
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障害種別 | 肢体不自由教育 |
単元・活用場面 | 外国語 |
ねらい | アルファベットの表す音が分かり、正しく書くことができる。 |
障害特性に対する配慮点 |
・きれいな文字を書くことや、早く書く必要のないことを強調する。 ・小文字の線の長さ、位置や向きなど、4本の補助線を有効に使い、必要に応じて特徴や違いを言語化しながら(「qは小文字の9と同じ」、「Bとbは◯の数が違う」「Dとdは向きが違う」)、具体的な説明を行う。 |
期待される効果及び成果 |
・自らアルファベットの書きはじめの位置を把握し、取り組むことができる。 ・楽しく書字の練習に取り組むことができる。 |
使い方 |
①書く前に、まず空中に大きく腕を動かして手で動きを感じさせる。その後机の上に指で書く動きを確認する。 ②書くときに似ている動きをする文字と比較しながら、どこで曲げるか、方向はどうかどこまで伸ばすか違いを確かめる。 ③大きめの4本線のワークシートを利用してアルファベットを書く。上から3本目の線を太く、あるいは赤で目立つようにして、基準の線として常に意識させる。それぞれの文字を家に見立てて、地下に降りる(g、j、p、q、y)、1階まで(a、c、e、m、o)、中2階(i)、2階まで(f、h、k)など区別する。 ④書く練習をするときは必ず声を出すことを習慣づけ、文字と音を対応させる。 |
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書籍ページ番号 |