教材名
対象 |
肢体不自由児、 自転車のペダルを踏む動作に必要な、膝や股関節を深く曲げたり伸ばしたりすることが難しい児童生徒 (小学部、中学部、高等部) |
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障害種別 | 肢体不自由教育 |
単元・活用場面 | 自立活動 その他 教具・補助具 |
ねらい | 移動手段の確立と行動範囲の拡大。またそれに伴う方向感覚の向上や土地勘の広がり。 |
障害特性に対する配慮点 |
慣れるまでに時間がかかる。初心者には補助輪をつけたり、補助者をつけたりすることで、練習することが必要。 スイッチの切り替えにより、通常の回転動作と、踏込動作に切り替えることができるため、本人専用にならず、家庭での汎用性もある。 市販の自転車に取り付けることができるため、一般的な自転車の中にあっても目立たない。 |
期待される効果及び成果 |
麻痺が軽度な子どもに対しての移動手段の確立。肢体不自由がある子どもは、自ら自由に移動することが困難であるため、生活年齢の増加に伴う行動範囲の広がりが制限されることがある。それらを補い、移動手段の確立と行動範囲の拡大を促すことで生活もより豊かになる。また、それに伴う方向感覚の向上や土地勘の広がりが期待できる。 中学部生徒が自宅周辺を自転車に乗って移動できるようになったことで、日常の生活スキルや方向感覚が飛躍的に向上した。 |
使い方 |
①市販の自転車に取り付ける。(取り付けには少し専門知識が必要。自転車屋さんにお願いしても良い。) ②児童生徒の実態に適した方法のこぎ方を決める。左右の足を交互に踏み込む、片方の脚だけで踏み込む、両方の脚で同時に踏み込むなど、様々な踏み込み方法が可能である。 |
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