教材名

脳硬膜(解剖学教材)  自作
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  • 脳硬膜の全容(後ろから見たもの)

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    脳硬膜を左側から見たもの。

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    大脳鎌は大脳半球を左右に分ける膜です。

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    小脳鎌は小脳を左右に分けるで、小脳テントは大脳と小脳を分ける膜です。

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対象 視覚障害のある生徒(専攻科 理療科)
障害種別 視覚障害教育 
単元・活用場面 その他 理療 
ねらい ・脳硬膜が脳に入り込んでいる部(大脳鎌・小脳鎌・小脳テント)の位置関係を理解する。
・脳に入り込んでいる部が、それぞれ何と何を隔てているかについて理解する。
障害特性に対する配慮点 脳を被う膜は複雑な構造をしているため、言葉だけの説明では理解するのにかなりの時間を要する。また、市販されている脳の教材は、ほとんどが膜を外したものなので、全容を把握するのが難しい。
この教材では細かい部分をすべて取り除き、大脳鎌・小脳鎌・小脳テントのみを2枚のプラスチック板で表現した。単純な形状のため、触れることで全容が理解しやすいよう工夫した。また、それぞれの関連する部には墨字・点字で名称を貼りつけたので、弱視・全盲の生徒にも見て、触れて場所を理解できる工夫をした。また、非常に簡単な構造のため、複数個作成することが可能となり、すべての生徒の手元に教材を配置できる。
期待される効果及び成果 それぞれの脳硬膜の位置関係が理解できる。
市販の立体模型と併用することで、脳のどの部に脳硬膜が入り込んでいるかを理解することができる。
使い方 ①この教材の全容を確認し、大脳鎌、小脳鎌、小脳テントの位置関係を確認する。
②市販の教材を用いて、そこに自作教材を組み合わせ、脳のどの部に脳硬膜が入り込んでいるのかを確認する。
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書籍ページ番号
  • 情報提供者 岸本 有紀(附属視覚特別支援学校)
  • キーワード 理療、脳硬膜、触察
  • 作成日時 2017-09-04 12:08:39
  • 更新日時 2023-11-08 10:58:15