教材名
対象 | 視覚障害のある生徒(専攻科 理療科) |
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障害種別 | 視覚障害教育 |
単元・活用場面 | その他 理療 |
ねらい |
・遠近調節をする際の各部位の動きを理解する。 ・眼球の各部位の位置関係を理解する。 |
障害特性に対する配慮点 |
市販されている眼球の教材は全容を見る際にはとても良いが、可動しないため、それぞれの動きについては確認ができない。また、色合いがハッキリしていないために、各部位の位置関係も把握しにくく、動きをイメージすることに困難に感じる生徒も少なくない。 この教材では「水晶体」「毛様体筋」「毛様体小体」の3つの部位のみを表し、それぞれの部位が遠近調節の際にどのように動くか理解できるように工夫した。 さらに、触り心地の違う素材を使用することで、弱視・全盲の生徒にも見て、触れて理解できる工夫をした。 |
期待される効果及び成果 |
水晶体・毛様体筋・毛様体小体の位置関係を理解できる。 水晶体・毛様体筋・毛様体小体の動きの関係性を理解できる。 水晶体の特性(弾性力・厚みの違いによる遠近の見え方)を理解することで、応用が利く。 |
使い方 |
①水晶体・毛様体筋・毛様体小体の位置関係について確認をする。 ②毛様体筋を動かす(縮めたり、広げたりする)。 ③毛様体筋の円周の大きさにより、毛様体小体がどのように変化するかを確認する(緩むか、ぴんと張るか) ④毛様体小体の状態により、水晶体がどのように変化するかを確認する(厚みを増すか、薄くなるか)。 ⑤水晶体の厚みの状態により、近くを見ることが出来るのか、遠くを見ることが出来るのかを確認する。 |
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書籍ページ番号 |