教材名
対象 | 乳幼児 |
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障害種別 | 聴覚障害教育 |
単元・活用場面 | 遊びの指導 |
ねらい |
・教材を通して、母親や身近な人とのかかわりを楽しむ。 ・音楽やリズムに親しみ、体を自由に動かす。 ・表現(声や指差し、表情、身振り、歌の踊り等)する楽しさを味わう。 |
障害特性に対する配慮点 |
・自発的に興味・関心がもてるように、色彩や大きさ見せ方等、視覚的に分かりやすいように配慮する。 ・真似しやすい動作を取り入れたり、母親と一緒に大きな動作や表情で歌ってみせたりすることで、一緒に楽しめるように配慮する。 ・低い音、高い音、ゆったりしたリズム、速いリズム等の音楽に触れ、多様な音域やリズムを感じることができる。 ・一定期間繰り返し行うことで、流れを分かったり予測したりすることで、安心して活動に参加できるようになる。 |
期待される効果及び成果 |
・教師と教材を通して「ちょうだい」-「どうぞ」や「いらない」-「分かった」等のやりとりをすることができた。 ・踊る教師や母親を見て、一緒に体を動かしたり、揺れたりして大人を真似る様子が見られた。 ・繰り返し行うことで、分かる安心感や自信から活動に参加することができ、期待感をもちながら見聞きするようになったり、自発的に教材に触れて楽しんだりする様子がみられた。 |
使い方 |
大きな栗の木の下で(イギリス民謡 日本語詞:不詳)を例に。 ① 教材を使用し、興味をひくようにする。くりのイガを触って痛がる・食べる真似をする等 ② 教材を通して教師とのやりとりをする。 一人ずつ栗を渡す。(ちょうだいーどうぞ)(いらない-分かった)等 ③ 教材を見えるところに掲示し、ピアノに合わせて踊る。 ④ もっと大きな栗は低い音大きく踊り、小さな栗は高い音に合わせて小さく踊り、音域やリズム、動きの変化を楽しみながら繰り返し行う。 |
関連する教材や情報 |
チューリップ(作詞:近藤宮子 作曲:井上武士) こいのぼり (作詞:近藤宮子 作曲:不詳) きらきらぼし(フランス民謡 日本語詞:武鹿悦子) とんぼのめがね(作詞:額賀誠志 作曲:平井康三郎) |
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