教材名
対象 | 視覚障害のある生徒(専攻科 理療科) |
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障害種別 | 視覚障害教育 |
単元・活用場面 | その他 理療 |
ねらい | 中枢神経の位置関係が理解できる。 |
障害特性に対する配慮点 |
市販されている神経系の教材は全容を確認するにはとても良いが、細かい情報が多く、大まかな形状を捉えることが難しい。さらに、市販教材は色合いが本物と同じように作成されている場合が多いため、視覚に障害があると、それぞれの部の境界が分かりにくい場合も多い。 この教材では神経系の位置関係を平面化して表した。墨字の教材は色合いをはっきりさせ、境界を分かりやすくした。点字の教材は厚紙を何枚か重ねることでひとつひとつの部位の厚みを変え、触れることで境界が確認しやすい構造にした。墨字・点字ともに形状の同じ教材になっているため、教員の説明を聞き、同じ部を確認することが可能である。また、それぞれに墨字と点字で名称を表したため、授業中に手元に置いておくことにより、個別に内容の確認ができるよう配慮した。 |
期待される効果及び成果 | 生徒が確認したいとき、いつでも気軽に中枢神経の位置関係を確認することができる。 |
使い方 |
①教材の上下、左右の位置関係を説明する。 ②それぞれの部の位置関係を見たり、手で触れることで確認する。 |
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書籍ページ番号 |