教材名
対象 |
・自分自身のからだ,特に手に対するイメージをもつことが難しい幼児児童生徒。 ・人との関わりをもつことが難しい幼児児童生徒。 ※障害の有無や種類に関係なく活用できる。 |
---|---|
障害種別 | 視覚障害教育 聴覚障害教育 知的障害教育 肢体不自由教育 病弱・身体虚弱教育 言語障害教育 自閉症教育 情緒障害教育 重複障害教育 発達障害 その他 |
単元・活用場面 | 生活 音楽 体育,保健体育 自立活動 遊びの指導 生活単元学習 作業学習 就学前教育 |
ねらい |
【自立活動:人間関係の形成,環境の把握】 【生活:遊び,人との関わり】 ・手に対する意識性を高め,外界に向かい積極的に働きかけることができる。 ・身体部位の名称を覚えることができる。 ・ふれあいの中で,「キュッ」となる音や言葉かけ(擬音)などを楽しみながら,友だちや先生との関わりを深めることができる。 |
障害特性に対する配慮点 |
・身体の緊張が強い場合は,リラックスでき,手に視線を向けられるような姿勢を取るようにする。 ・手に優しく触れられることの心地よさを感じ,安心感を持たせてから手袋をつけるようにする。 |
期待される効果及び成果 |
・子どもが好きな楽しい音が出ることにより,積極的に自分自身の手を意識して叩いて遊ぼうとする。 ・自分自身の身体を叩くと,圧迫感を通して予想以上の音が感じられるので,身体部位のへの意識性を高めることができる。 ・「キュッ」という楽しい音を感じながら,教師や友だちとの触れ合いを深めることができる。 ・両手を意識して使うことができる。 |
使い方 |
・手袋をつけて,机や壁など教室の色々な箇所を叩いて「キュッ」という音を楽しむ。 ・自分の身体各部位を叩きながら遊ぶ。その際,「頭,肩,膝,ポン」など歌いながら行うと,より楽しさを味わうことができる。 ・身体部位を意識できるような声掛けや擬音を入れながら,教師や友だちと音を鳴らし合い,触れ合いを楽しむ。 ・教師の模倣(同じ部位を叩く,同じ数だけ叩く等)を楽しむ。 |
関連する教材や情報 |
・キュッキュッ面白手袋は,手のひら面に鳴き笛を縫い付けます。縫い付ける時の留意点として,手袋自体が伸縮性のあるものなので,糸ではなく毛糸の方が望ましい。 ※キュッキュッ面白靴下~手袋と同様に鳴き笛を靴下(足裏)に縫い付けます。座位や立位保持には足裏を意識し,床上につけることが大切です。楽しい音を手掛かりに足裏を意識できるようになります。 |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | |
書籍ページ番号 |