教材名
長骨の内部構造（解剖学教材） 自作
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| 対象 |
視覚障害のある生徒（鍼灸手技療法科、理学療法科など） 解剖学など、体の構造に興味のある生徒 |
|---|---|
| 障害種別 | 視覚障害教育 |
| 単元・活用場面 | 理科 理療 |
| ねらい |
・長骨内部の構造を観察し理解する。 ・長骨の成長に関わる軟骨の位置関係を把握する。 ・海綿質・緻密質が骨端と骨幹ではどのように違うかを理解する。 |
| 障害特性に対する配慮点 |
長骨の内部構造は骨端と骨幹で違いがあるため、全体像を大まかに捉え、その違いを理解する必要がある。ただ、内部構造についての情報は墨字の教科書では絵が載っている場合が多いが、点字の教科書にはないことが多く、さらに触図もないために、内容をイメージしながら理解しないといけないことが多い。 この教材では骨を長軸方向に半分に切断した断面の構造を単純に表し、情報量を必要最小限に留めることで大まかな構造を理解しやすいように工夫した。また骨幹の最深層にある骨髄は取り外すことが可能なため、空洞の中に骨髄が入っている様子も確認することも可能である。さらに、緻密質と海綿質の素材を変え、全盲の生徒も触れるだけで素材の違いが分かるようにも工夫した。 |
| 期待される効果及び成果 | ・生徒が自ら教材を取り外したり、触れることにより、骨幹の内部構造や位置関係などを確認することができる。 |
| 使い方 |
①教材を配布し、生徒に観察させる。 ②骨幹と骨端について説明し、さらにその境界にある骨端軟骨の説明もする。生徒は説明を聞きながら教材を観察する。 ③骨幹と骨端にある、緻密質・海綿質・骨髓などの位置関係を説明する。生徒は説明を聞きながら教材を観察する。 |
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| 書籍ページ番号 |
- 情報提供者 岸本 有紀（附属視覚特別支援学校）
- キーワード 理療、解剖、骨、骨髓
- 作成日時 2019-12-25 23:11:19
- 更新日時 2024-03-14 10:48:16