教材名
対象 |
視覚障害のある生徒(鍼灸手技療法科、理学療法科など) 解剖学や生理学など、体の構造や機能に興味のある生徒 |
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障害種別 | 視覚障害教育 |
単元・活用場面 | 理科 理療 |
ねらい |
・外耳、中耳、内耳の構造について理解する。 ・音の伝わり方について、順を追って理解する。 ・それぞれの空間の音の伝達方法の違いを理解する。 |
障害特性に対する配慮点 |
音の伝わり方を理解するためには、まずは耳の内部の構造を理解しないといけない。この教材では、耳を簡単な構造で表し、必要最小限の情報を理解させ、全体像を把握できるように工夫した。また、外耳・中耳・内耳の大まかな構造を理解したあと、音の伝わり方について説明をすることで、生徒に流れをイメージしやすいよう工夫した。 さらに、外耳(空気の振動)→中耳(固体の振動)→内耳(液体の振動)というように、音の伝達方法の違いについても理解しやすいよう、中耳には音が鳴りやすい素材を使用し、実際に教材を左右に揺らすことで音が発生するような構造とした。 また、弱視も全盲も見たり触れることで違いが分かるよう、教材の各部位の色合いやパーツの素材に変化をもたせた。 |
期待される効果及び成果 |
・外耳、中耳、内耳の構造について理解することができる。 ・音の伝わり方について、順を追って観察することができる。 ・それぞれの空間の音の伝達方法の違いを理解することができる。 |
使い方 |
①教材を配布し、一定時間、生徒に観察させる。 ②外耳・中耳・内耳の特長について説明する。 ③音の伝わり方について説明する。その際、教材を左右に揺らし、音を鳴らすことで空気の振動や個体の振動など、伝導方法の違いについても説明する。 |
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書籍ページ番号 |