教材名
対象 |
・大人に視線を向けることが少なく、大人からの関わりに気付きにくい。 ・身近な物の名称を少しずつ言えるようになってきた幼児である。 |
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障害種別 | 知的障害教育 自閉症教育 |
単元・活用場面 | 国語 自立活動 |
ねらい |
・教師の手を引いたり,写真カードや具体物を手渡したりして,欲しい物ややりたいことを伝える。 ・「シールがほしいんだね。」と教師が言葉で伝えると,「しーる」と言う等,聞いた言葉の一部を言って伝えることもある。 ・好きな遊びをしている最中に教師に視線を合わせることはあるが,他の場面では少ない。 ・平仮名に興味があり,読むことは難しいが,絵本の文字を指さし,大人に読んでもらうことを楽しむ。 |
障害特性に対する配慮点 |
・教師の働き掛けを期待できるように,食べ物のイラストを中身の見えない巾着袋から取り出し,名称を言って手渡す。 ・やることやページの終わりが分かるように,動物のイラストの口に穴を開けて,食べ物のイラストを入れられるようにする。 |
期待される効果及び成果 |
・牛や羊のイラストを見て,「もー」や「めー」と言うことできた。 ・教師の言葉に続けて,いちごの「ご」やポテトの「と」など言うことができるようになった。 ・教師の「せーの」の掛け声を聞いて,「とんとんとん」と言いながら教師と一緒にドアをノックすることができるようになった。 ・教師が操作する教材はよく見ているが,教師と視線を合わせることは少ない。教師と視線を合わせられるような工夫が必要。 |
使い方 |
・「せーの」と掛け声を掛けて,「とんとんとん」と言いながら幼児と一緒にドアをノックする。 ・平仮名の文字を指さしながら,動物の名称と鳴き声を言う。 ・食べ物のイラストを見せて,名称を言う。 ・食べ物のイラストを手渡し,「ぱくぱくしよう。」と言って動物のイラストの口に入れるように促す。 |
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