教材名

見つけたボード  自作
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対象 ・知的障害を伴う自閉症の幼児で、机に並べた物が,範囲が広いと見えていないことがある。活動に最後まで取り組むことが難しい。
・平仮名のマッチングや,平仮名の一部を読むことができる。
障害種別 知的障害教育 自閉症教育 
単元・活用場面 自立活動 
ねらい ・教師が話す言葉を聞いて,ボード上の友達の顔写真を探す。
・平仮名ピースを一文字ずつ読んだり,並べて名前を組み立てたりする。
・「できた」という達成感を味わいながら,教師と一緒に取り組む。
障害特性に対する配慮点 ・見る範囲が分かるように,ホワイトボードの枠内に幼児の興味がある友達の顔写真やイラストを貼る。
・平仮名ピースは,握りやすいように厚みのある土台を付ける。
・できたときには,ハイタッチをする等幼児が分かるように称賛する。
期待される効果及び成果 ・友達の顔写真を貼った大きなボードをよく見て,教師が読み上げた友達を見付けるようになった。名前の文字の組み立ては,教師の手本を見て同じように組み立てることができるようになり,教師が「できたね。」と称賛すると,笑顔を見せるようになった。今後は,動物などにも取り組み,理解できる文字を増やしていく。
使い方 ・あらかじめホワイトボードに公園の背景と,顔写真を貼っておく。
・教師は幼児の視線がボードに向いていることを確認してから,友達の名前を読む。(2~3文字の濁音や拗音を含まない名前から取り上げる。)幼児が,友達の顔写真を探して指差す。
・教師が,枠と平仮名ピースを幼児の正面に出し,平仮名を一文字ずつ読んでから並べて名前を組み立てたり,マッチングしたりする。
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書籍ページ番号
  • 情報提供者 内田 紀子(附属久里浜特別支援学校)
  • キーワード 平仮名カード ビジョントレーニング 自閉症 国語
  • 作成日時 2019-12-29 21:24:42
  • 更新日時 2023-12-07 19:20:26