教材名
対象 |
・身近な教師に自分から話し掛け,関わりを求めることができる。 ・自分の思いを伝えるが,発音が不明瞭で伝わらないときがある。 ・ぬいぐるみやおもちゃが好きである。また,それらを使ってごっこ遊びやままごと遊びをすることが多い。 ・自分のペースで話したり,一人で行動したりすることが多い。 |
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障害種別 | 知的障害教育 自閉症教育 |
単元・活用場面 | 自立活動 |
ねらい | ・人形を操作したり,話したりしながら,教師とやり取りすることを楽しむ。 |
障害特性に対する配慮点 |
・場を共有しながら,名称や動作を表す言葉を言ったり,人形を動かしたりできるように,本児と教師の1体ずつの人形を作る。 ・学習の始まりと終わりを意識できるように,人形の家を作る。 ・本児が好きな色のピンクを取り入れて,楽しい雰囲気を作る。 |
期待される効果及び成果 |
・教師の誘いに応じて,一緒に人形を動かすことができるようになった。 ・1往復以上の会話でのやり取りが増えてきた。 ・「たくさん遊んだから疲れた。お家に帰ろう。」と本児が人形を家に入れ,学習を終わりにすることができるようになった。 |
使い方 |
・家のドアをノックして,教師が「遊ぼう。」と言葉を掛け,本児が返事をして,人形を家から出すところから始める。人形が家に帰ることで学習を終わりとする。 ・本児が操作する人形が遊具で遊んでいるときに,「何で遊んでいるの。」,「何しているの。」と遊具の名称や動作を表す言葉を尋ねたり,教師が本児に言葉を聞かせたりする。また,人形の動きに合わせて,身体の名称を聞かせ,その部位を触って確認したり,教師が数唱して聞かせたりする。 |
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書籍ページ番号 |