教材名
対象 |
・簡単な形や色を分類することができる。 ・発語があり,「お外,行く。」「お絵描き」等、自分の要求を単語や二語文で伝えること増えてきた。一方で,理解できる言葉がまだ少なく,大人からの「〇〇,持ってきて。」等の指示を理解できないことがある。 ・興味のあるキャラクターや物があることで,課題への意欲が高まる。 ・注意が逸れやすく,集中して学習に取り組める時間が15分程度である。 |
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障害種別 | 知的障害教育 自閉症教育 |
単元・活用場面 | 算数,数学 |
ねらい |
・形の名称を知る。 ・形の違いに気付き,分類する。 |
障害特性に対する配慮点 |
・教材を見続けたり,身近な物の中に丸,三角,四角の形があることに気付いたりできるように,本人が興味のあるキャラクターや食べ物を題材として教材を作成した。 ・型はめ式にすることで,感覚的に正誤が分かりやすく,達成感を得やすい。 |
期待される効果及び成果 |
・自ら手を伸ばしてパズル片を取ったり,「これは誰?」等の質問に言葉で答えたりすることが増えてきた。 ・教師が丸のパズル片を提示しながら「ま」と言うと,「丸」と言うことができるが,形の名称を自ら言うことが少ない。 ・形の名称の理解と分類が定着するよう,継続して指導する。 |
使い方 |
・一種類の枠板を机上に置き,教師が提示するパズル片をはめる。 ・二,三種類の枠板を机上に並べて置き,教師が提示するパズル片がどの形かを判断し,はめる。 ・一種類の枠板を机上に置き,二種類の違う形のパズル片を提示する。児童が,どちらのパズル片がはまるかを判断し,選択する。 ・パズル片をはめたときは「三角だね。」等,形の名称を強調して伝える。 ・できたときには,「こっちは三角,こっちは四角だね。できたね。」等,形の違いを伝えたり,分類できたことを称賛したりする。 |
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