教材名
対象 |
・小学部3年生 6名。 ・言葉による説明や指示だけでは,理解が十分でないことがある。 ・絵,写真,文字など,視覚的に示された物へ興味・関心をもちやすく,理解につながりやすい。 ・繰り返し見たり操作したりすることで,理解が深まりやすい。 |
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障害種別 | 知的障害教育 自閉症教育 |
単元・活用場面 | 自立活動 生活単元学習 |
ねらい |
・水族館では,どの順番で,どの場所を訪れ,どのような活動を行ったり見たりするかについて理解する。 ・水族館へ出掛けることに,期待感や活動の見通しをもつ。 |
障害特性に対する配慮点 |
・子供が興味をもち自分から教材に手を伸ばし,水族館やそこでの活動について触れることができるように,活動場所の絵をめくると,その場で行ったり見たりする活動の写真や名称が出てくるようにした。 ・当日の活動のイメージをもちやすいように,実地踏査で撮影してきた写真を用いるようにした。 ・子供たちが自由に,かつ,繰り返し見たり操作したりすることができるように,子供たちが一番多くの時間を過ごす部屋の壁に教材を掲示した。 |
期待される効果及び成果 |
・休み時間に,絵をめくって眺めることを繰り返し楽しむ児童がいた。 ・水族館に出掛けた当日,教師の説明がなくても,次に行く活動場所を言う児童がいた。また,6名全員がスムーズに場所を移動したり,それぞれの活動を楽しんだりすることができた。 |
使い方 |
・宿泊学習の事前学習を始める数日前に,上記の場所に掲示した。 ・水族館へ出掛ける事前の学習で使用した。 ・子供たちが休み時間に自由に操作し,活動の順番,どんな活動場所があるか,どんな活動をしたり見たりすることができるかについて知る。また,操作しながら,教師と水族館についてやりとりをする。 |
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