教材名
対象 |
・ぬいぐるみで遊んだり,ペンを使って線を描いたり,色を塗ったりすることが好きである。 ・教師や友達に2~3語文で要求や拒否,見たことや感じたことを言葉で伝えることができるが,声が小さかったり,サ行の発音が不明瞭であったりして,相手に伝わらないことがある。 ・白,黒,赤,青,緑5色の色を見て,色名を言うことができる。 |
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障害種別 | 知的障害教育 自閉症教育 |
単元・活用場面 | 国語 自立活動 |
ねらい |
・教師と具体物を操作し,やり取りしながらフィギュアを使った遊びを楽しむ。 ・使いたいフィギュアや,やりたい遊びを教師に言葉や身振りで伝える。 ・黄,オレンジ,紫,ピンクなど,色の名称を理解する。 |
障害特性に対する配慮点 |
・指で物を押し込む力が弱いため,色のピースの底辺の角を斜めに削り,穴にはめやすくした。 ・本児が理解できる色の他に,日常生活場面において身近な色のピースやペンを使いながら遊ぶようにした。 ・自分で遊びを終えることが難しいため,活動の終わりが分かるように,色のピースとフィギュアを片付ける入れ物を用意した。 |
期待される効果及び成果 |
・初めは,色のピースを穴にはめたり,フィギュアを全部持って一人で遊んだりすることが多かったが,教師が本児の遊びをまねすることで,「先生ここ(青色のピース)にいて。」,「まてまてって言って(フィギュアで追い掛けっこがしたい)。」,「先生,ドキンちゃん(使って)。」など,教師にしてほしいことを言葉や身振りで伝えながら遊ぶようになった。 ・オレンジ,紫,ピンクなど,色の名称を理解することはまだ難しいが,教師が言った色をまねして言うようになった。 |
使い方 | 色の理解 フィギュア 操作 やり取り |
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