教材名
対象 |
・「おばけなんてないさ」など,好きな歌やアニメで見たり,聞いたりした言葉を文字ピースで並べて表現することが好きである。また,それらの言葉を教師に「書いて。」と伝える。 ・教師が言った単語を聞いて復唱することは難しいが,教師が具体物を操作したことを見てまねするようになってきた。 ・教師に手を添えて一緒に文字を書いたり,なぐり書きしたりすることができるが,線をなぞったり,模写したりすることが難しい。 |
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障害種別 | 知的障害教育 自閉症教育 |
単元・活用場面 | 国語 自立活動 |
ねらい |
・教師とやり取りしながら,要求や見たことを言葉で教師に伝えたり,活動に取り組んだりする。 ・筆記用具を使って文字を書いたり,なぞり書きしたりする。 |
障害特性に対する配慮点 |
・見付けた言葉を線でつないだり,枠で囲ったりできるように,正方形の枠に本児が好きな言葉を縦か横でつながるように文字を配列した。 ・文字の大きさを意識しながら書けるように,言葉を書く欄には一文字ずつ枠を付けた。 |
期待される効果及び成果 |
・見付けた言葉を本児が一文字ずつ指で指しながら読むことができた。 ・見付けた言葉を教師が読むことに合わせて,本児が一文字ずつペンで指し示すようになった。 ・「○○って書く。」と見付けた言葉を書いてほしいと,教師に言葉と身振りで伝えるようになった。 ・ペンを持った手を教師の手に近付けて「書いて。」と言い,教師と一緒に書くようになった。本児が知っている言葉を見付けられないときは,教師が言葉の最初の一文字を言うことで見付けられるようになってきた。 |
使い方 |
・本児が好きな言葉が隠された紙を見せる。 ・見付けた言葉を一文字ずつ指で指し示したり,ペンで囲ったりしながら一緒に読む。 ・鉛筆やペンを使い,見付けた言葉を教師と一緒に書いたり,なぞり書きしたりする。 |
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