教材名
対象 |
・活動の取り掛かりや,やり終えるまでに時間が掛かり,活動の途中で動きが止まってしまう。 ・活動を最後まで一人でやり遂げた経験が少ない。 ・数字と数字が示す数量が一致しない。 ・給食の配膳等で「〇個~をとってきて」という指示を聞いて,同じ数の物を取ることができない。 ・指さしをしながら数唱ができる。 |
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障害種別 | 知的障害教育 自閉症教育 |
単元・活用場面 | 算数,数学 自立活動 |
ねらい |
・数字が示す数量を理解する。 ・数が増えることをパネルの操作を通して、イメージする。 ・最後まで課題をやり遂げる。 |
障害特性に対する配慮点 |
・「できた」という実感がもてるように,パネルがくぼみにはまるようにした。 ・指さしをしながら,パネルを数えて,個数を確認することができるように,パネルにシールを貼った。 |
期待される効果及び成果 |
・課題に取り組む前は,給食の配膳で「牛乳を〇個とってきてください。」という教師の指示を聞き,指示された個数分の牛乳を選び,取ることができなかった。 ・系列板の学習を通して,聞いた数と同じ数の牛乳を取り,配ることができるようになった。また,順序数でなくても数字を見て,自分で数えながらパネルをはめるようになってきた。 |
使い方 |
・数字を見て,同じ数だけパネルをはめる。 ・最初は1~5,6~10までの数で取り組む。次に,不規則に数字を並び替えて,数字を数えながらパネルをはめたり,最後にパネルの数を数えて個数を確認したりするように促す。同様の手続きで,11~20までの数に取り組む。 ・教師が本児の正面に座り,本児がくぼみにパネルをはめる動作に合わせて数唱を聞かせる。 |
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書籍ページ番号 |