教材名
対象 |
・視線や表情、声や言葉など、自分なりに思いを表すことができる幼児たちである。 ・見開きで完結する絵本の読みきかせを好み、歌やリズミカルに読みきかせをすることで、教師の提示する物に注目することができる。 ・自分の名前や顔写真を理解して、返事をしたり、カードを受け取ったりすることができる。 |
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障害種別 | 知的障害教育 自閉症教育 |
単元・活用場面 | 国語 自立活動 日常生活の指導 |
ねらい |
・自分や友達の名前が呼ばれていることに気付き,視線や動作,声などで表現する。 ・教師が示す動作や教材を見たり,教師の声を聴いたりする。 |
障害特性に対する配慮点 |
・楽しさを感じながら活動に向かうことができるように,幼児たちが好きな絵本の内容を再現する教材を使用する。 ・期待感をもって教師が提示する物や動作を見ることができるように,中が見えない箱の中から教材を取り出したり,リズミカルな言葉掛けに合わせて動作を示したりする。 ・幼児が操作しやすいように,顔写真に棒を付けたり,棒を入れる場所を立体的にしたりする。 |
期待される効果及び成果 |
・教師が電車箱や顔写真を取り出したり,教師が「ガタンゴトン」や「れんけつガッチャン」の言葉掛けに合わせて教材を動かしたりする様子を,期待して見続けることが増えた。 ・教師が名前を呼びながら顔写真を提示すると,自分から近付いて見たり、顔写真を受け取ったりすることができるようになった。 ・今後は、より友達と一緒に活動している楽しさや心地よさを感じることができるように,教師と一緒に友達の名前を呼んだり,教材を介してやり取りしたりする機会を設定する。 |
使い方 |
・教師が名前を呼びながら提示した顔写真棒を持ち,電車箱に入れる。 ・教師と一緒に電車箱を持って,壁に貼った土台の枠に貼る。 |
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書籍ページ番号 |