教材名

箱椅子  市販
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対象 ・幼稚部,小学部,中学部,高等部幼児児童生徒
・体幹を自分で支えることが難しい幼児児童生徒
・立位や歩行が不安定な幼児児童生徒
・手先に不器用さのある幼児児童生徒
・行動調整に難しさのある幼児児童生徒   など
障害種別 知的障害教育 肢体不自由教育 病弱・身体虚弱教育 情緒障害教育 重複障害教育 発達障害 その他 
単元・活用場面 自立活動 
ねらい ・自己の身体感覚を整え、座位姿勢や立位姿勢・立位動作の安定を図る。
・座位を安定させることで上肢の動きやADLの改善を図る。
・体をタテにすることの心理的な自己の活性化・自己像
障害特性に対する配慮点 ・個々の体幹保持能力に応じた姿勢の身体的・心理的負荷に対する配慮
期待される効果及び成果 ・日常で使用する座位保持椅子や車いすでの姿勢が安定し、対象を正対してとらえることがしやすくなる(重度の子どもについては認知発達につながる)。
・上肢操作がしやすくなることで、書字や具体物操作などの学習動作や食事動作が安定してできるようになる。
・立位姿勢・立位動作が安定することで、椅子と車いすの乗り換え、トイレなどの生活動作がやりやすくなる。
使い方 ・子どもの高さあわせた箱椅子に座り、前後左右の重心移動などを行い、身体各部を動かすなどしながら自分で自分の姿勢(動き)をコントロールする。
・座った姿勢からの立ち上がりや着座動作を練習する。
・二分脊椎症などの児童生徒は段差をつけるなどして移乗動作を練習する。
・座面圧測定器と合わせることで座位姿勢の状態がより評価しやすくなる。
関連する教材や情報 箱椅子の正式名称は以下の通りです。
学研:4段スライド式腰掛台
ウチダ:訓練用(エクササイズ)ブロック、訓練用腰掛 など
こんな児童生徒にも役に立つ教材です
書籍ページ番号
  • 情報提供者 筑波大学附属桐が丘特別支援学校 小学部(代表:杉林寛仁)
  • キーワード 座位保持・ADLの向上・認知発達
  • 作成日時 2020-07-22 17:27:32
  • 更新日時 2022-02-10 13:37:16