教材名
対象 |
視覚障害のある生徒(鍼灸手技療法科、理学療法科など) 解剖学・生理学など、体の構造や機能に興味のある生徒 |
---|---|
障害種別 | 視覚障害教育 |
単元・活用場面 | 理科 理療 |
ねらい |
・椎骨の形状について理解する。 ・2つの椎骨が重なることでできる孔や管について理解する。 ・椎骨の前後や管内を走行する靭帯の位置関係を理解する。 ・椎間板ヘルニアの病態について理解する。 |
障害特性に対する配慮点 |
市販の椎骨教材よりも大きくし、さらに形状を単純化することで、弱視・全盲の生徒がともに大まかな形状を観察しやすいよう工夫した。 また、2つの椎骨を重ねることで形成される椎間孔や脊柱管を、自分の指を通すことで確認させたあと、脊髄と脊髄神経を通し、どのように通過するかを触って確認できるようにした。 |
期待される効果及び成果 |
・椎骨の筋の形状について理解することができる。 ・2つの椎骨が重なることでできる孔や管について理解することができる。 ・椎骨の前後や管内を走行する靭帯の位置関係を理解することができる。 ・椎間板ヘルニアの病態について理解することができる。 |
使い方 |
①椎骨教材を配布し、形状を観察させる。 ②教材にある突起やへこみの名称を説明し、部位を確認させる。その際、椎体と椎弓を分離し、椎体の各部を走行する靭帯について説明をする。 ③さらにもう一つ椎骨を配布し、間に椎間円板をはさみ、形状を観察させる。 ④椎骨が重なることでできる椎間孔と脊柱管の部位を、指を通すなどし、確認させる。 ⑤脊柱管と椎間孔の内部に脊髄と脊髄神経を入れ、位置関係を確認させる。 ⑥椎間円板の髄核が脱出した場合に神経を圧迫する様子を観察させる。 |
関連する教材や情報 | |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | |
書籍ページ番号 |