教材名
眼球運動（解剖学教材） 自作
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| 対象 |
視覚障害のある生徒（鍼灸手技療法科、理学療法科など） 解剖学・生理学など、体の構造や機能に興味のある生徒 |
|---|---|
| 障害種別 | 視覚障害教育 |
| 単元・活用場面 | 理療 |
| ねらい |
・眼球・視神経の簡単な位置関係を理解する。 ・眼球に付着する外眼筋（直筋）の位置関係を理解する。 ・ヒモを引っ張り、それぞれの筋の収縮により眼球がどちらの方向に移動するかを理解する。 |
| 障害特性に対する配慮点 |
市販の眼球教材は本物に近い形状で作成されているため、視神経の正確な位置や外眼筋の太さや厚みなどを確認するのに適している。しかし、実際に外眼筋が収縮すると眼球がどちらの方向を向くかを理解することは難しい。この教材は、外眼筋を単純なヒモで表し、そのヒモを引っ張ることで外眼筋がどちらを向くか、動きで確認することができるように工夫した。 弱視・全盲の生徒が教材に軽く触れることで動きの確認を容易にでき、また、操作が引っ張るだけなので、生徒自らが納得いくまで何回でも確認することができる。 外眼筋の中で非常に理解しにくい上斜筋・下斜筋の動きもこの教材で表すことも可能である。 |
| 期待される効果及び成果 |
・眼球・視神経の簡単な位置関係を理解することができる。 ・眼球に付着する外眼筋（直筋）の位置関係を理解することができる。 ・ヒモを引っ張り、それぞれの筋の収縮により眼球がどちらの方向に移動するかを理解することができる。 |
| 使い方 |
①眼球教材を配布し、形状を観察させる。 ②教材に表してある視神経や外眼筋の部位を説明し、それぞれの位置関係を理解させる。 ③それぞれの外眼筋が収縮する際の眼球の動きを説明し、ヒモを引っ張り実際にその動きになっているかを観察させる。 ④生徒が自らヒモを引っ張り、どの筋が収縮するとどのような動きになるかを再度確認し、理解を深めさせる。 |
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| 書籍ページ番号 |
- 情報提供者 岸本 有紀（附属視覚特別支援学校）
- キーワード 理療 解剖 眼球 眼球運動
- 作成日時 2021-12-06 17:39:57
- 更新日時 2022-01-29 14:15:38