教材名
対象 | 学習指導要領「国語」小学部1・2段階の内容を学習する中学部生徒 |
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障害種別 | 知的障害教育 自閉症教育 |
単元・活用場面 | 国語 |
ねらい |
・「知識・技能」教師が言った言葉を聞いたり、写真やイラストを見たりして、正しい絵カードを選ぶ。 ・「思考・判断・表現」教師が言った言葉を聞いたり、写真等を見たりした後に、絵カードを選択して、2つの単語を繋げて表現する。 |
障害特性に対する配慮点 |
・品詞を意識できるように、絵カードの枠に色をつけた。 ・言葉を自由に選んで、何度も文を構成しようとしたり、間違えても自分で修正できたりするように、マジックテープを使用した。 ・生徒の理解度に応じて、難易度を調整できるように、絵カードの枚数を調整して、選択肢を増やせるようにした。 ・個人用だけでなく、教室に常設されているホワイトボードを使って、友達の前で発表できるように、A5サイズのカードも作成した。 |
期待される効果及び成果 |
・単語で話すことの多い生徒が、名詞と動詞など、単語と単語をつなげて表現することができるようになる。 ・本教材で繰り返し学習したことで、「(手を)洗ってる」等、単語のみで表現していた生徒が、「手を洗う」のように2つの単語を繋げて表現するようになった。 |
使い方 |
1 写真やイラストを生徒に提示する。 2 生徒にどんな状況か質問する。 3 動詞を使って、写真やイラストの状況を答える。 4 構文ボードを使って、2つの単語を繋げて表現する。 |
関連する教材や情報 | 本教材で使用したイラストは、「ココロメソッドで学ぶ動作のことば学習カード」(ココロ発達療育センター編著、合同出版)より引用しました。 |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | |
書籍ページ番号 |