教材名
対象 |
発達段階が初期の児童生徒 感覚と運動との繋がりが少し芽生えた段階の児童生徒 |
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障害種別 | 視覚障害教育 肢体不自由教育 重複障害教育 |
単元・活用場面 | 体育,保健体育 自立活動 |
ねらい |
・触れる、つかむ、押す等の操作的な運動の力を育む ・運動と目、耳等の繋がりができるようになる ・教材を通して人と関わる力を培う |
障害特性に対する配慮点 |
・素材がフェルトでできたボールのため、手の緊張が強い、もしくは指の力が弱い子どもでも優しく触れたりつかんだり、押したりすることができます。 ・ボールの中に入れてある鈴やビー玉は、音の響きが優しいものを選んでいるため、聴覚が過敏な子どもでも受け入れられます。 |
期待される効果及び成果 |
・触れてつかみ、たたく、押すことで、結果を目で確認しようとするようになります。また、手の力を調節しようとするようになります。 ・相手と一緒にボールで遊ぶ等、やりとりをしながら人と関わる力が育ちます。 ・白黒のサッカーボールは目の力が弱い子どもも注視しやすい様子が見られました。 |
使い方 |
<材料>フェルト(複数の色)、綿、鈴・ビー玉等(音の響きが優しいもの 複数)・小さい紙箱(*音が鮮明に聞こえるようにするため。手芸店で売っている小さな球に入ったプラスチックのぬいぐるみ用の鈴がお勧めです。) <作り方> ①作りたいボールの形を、コンパスと鉛筆を使って紙に書きます(型紙を作る)。 ②型紙に基づいて、フェルトを裁断し縫い付けていきます。中身を入れる部分は後で縫い合わせます。 ③紙箱の中に鈴やビー玉等を入れて、綿で包みます。 ④②の中に③を入れて縫い合わせて完成です。 |
関連する教材や情報 | |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | 特別支援学校に在籍する児童生徒だけではなく、特別支援学級に在籍する児童生徒にも活用が可能と考えられます。 |
書籍ページ番号 |