教材名
対象 |
・小学部児童、中学部・高等部生徒 ・助数詞を使い分けて、数を数えることが難しい児童生徒 |
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障害種別 | 知的障害教育 自閉症教育 発達障害 |
単元・活用場面 | 国語 算数,数学 自立活動 |
ねらい |
・物によって、助数詞が異なることを知る。 ・動画や、教師の手本を見たり聞いたりして、数え方を知る。 ・自分で具体物を操作しながら、数える。 |
障害特性に対する配慮点 |
・具体物の選び方:意欲的に学習に取り組むことができるように、児童生徒にとって、身近な人の顔写真や、興味のある物を使用す る。 ・動画の活用:見通しをもって、自分で数える活動を行うことができるように、教師が作成した動画を使って、教師の歌声を聴いたり、イラスト等の動きを見たりする。 ・操作の始点と終点:具体物を操作する際に、物を入れる、物をはめるなどして、活動の終わりが分かりやすいようにする。 ・学習のステップ化:徐々に学習に慣れてきたら、助数詞を含めた数字カードから、助数詞が書かれていない数字のみのカードへと 変える。 |
期待される効果及び成果 |
【算数・数学】 ・助数詞ごとの数え方の特徴を知ることができる。 (例)匹→「ぴき、ひき、びき」と変わる。 人→“1”が「いち」ではなく、「1人(ひとり)」という数え方になる。 【国語】 ・様々な助数詞があることを知る。 【自立活動】 ・手元を見たり、手指を使ったりして、操作することができる。 ・目と手を協応させて動かすことができる。 |
使い方 |
①動画を使って、数え方を見たり聞いたりする。 →イラスト等の動きを見る、イラスト等の動きに合わせた教師の歌声を聞くという学習の中で、数え方を知り、理解して、次の活動である「自分で操作する」、「自分で数える」という活動に、見通しをもって取り組めるようにしている。 ②動画の動きに合わせて、具体物を操作する。 →動画の動きを手掛かりにして、具体物を操作するようにしている。 ③自分で数えながら、具体物を操作する。 →言葉と動きを合わせて操作させることで、声に出して言う、自らそれを聞く、見ながら自分で操作する、などあらゆる感覚を振るに活用させながら学習に取り組むことで、理解につなげられるようにしている。 |
関連する教材や情報 | ・ピタゴラスイッチ「ぽんほんぼんの歌」、「ぴきひきびきの歌」 |
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書籍ページ番号 |