教材名
対象 |
・小学部,中学部の児童生徒 ・ボールを手放すことができるが、ボールの投げ方や、力の調整を学習していきたい児童生徒 ・注意の持続が難しく、繰り返しの学習が苦手な児童生徒 |
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障害種別 | 知的障害教育 自閉症教育 発達障害 |
単元・活用場面 | 体育,保健体育 自立活動 |
ねらい |
・的に向かって投げ方を確認したり、力を調整したりしながらボールを投げる。 ・主体的にボールを繰り返し投げることを楽しむ。 |
障害特性に対する配慮点 |
・自分の投げた結果として箱の中にたまっていく様子が見えるようにする。 ・興味・関心のあるキャラクターを倒すという目的をもって取り組めるように働き掛ける。 ・ボールが一定量たまることで教材が倒れるようにし、達成感を得ることができるようにする。 |
期待される効果及び成果 |
・繰り返し取り組むことが苦手だったり、投げ方を指導されると投げる意欲が減ってしまったり児童が、教材のキャラクターを倒したいという目的をもつことで主体的にボールを投げることができた。 ・一度当たれば的が倒れるのではなく、一定数ボールがたまると倒れる仕組みにしたことで、継続してボールを投げることができ、その中で適切なボールの投げ方や、力加減を指導することができた。 |
使い方 |
・どのくらいのボールがたまると的が倒れるのか調整する。(的である段ボールの重さだけでもある程度のボールが必要であるが、さらに倒れにくくするためには段ボールの中にペットボトル等で重りを入れ、重くすることで倒れにくくすることは可能。) ・目的を持ってボールを投げ、達成感が得られるように、的に児童の興味・関心が高いアニメの敵キャラクターを貼り、的が倒れた時に見える的の裏面に児童の興味・関心が高いキャラクターや食べ物等のイラストや写真を貼る。 ・児童が繰り返し投げる中で、ボールの持ち方、力加減などを伝え、適切な投げ方を伝える。 ・投げる位置に巧技台等を置いて立ち位置を明確にする。的をバーで囲い、バーにも敵キャラクターを貼って的の周りを敵エリアとすることで、中に入らないように意識できるようにする。 |
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書籍ページ番号 |